ぶどうつぶ園物語

今年は不作だぁ!
ぐったらもったら。
スタジオボイス』が休刊だそうで、
サブカルの巨星墜つ!
て感じですな。
3〜4冊持ってるかな。
いずこも紙媒体は苦戦してるようですね。
ていうか、今の世の中で雑誌という形態がちょっと無理めなんですね。
同程度の情報があっという間に無料で手に入るご時世ですんで。
じゃあコンテンツで勝負といっても、書けるライターもそうそういるわけでなし、辛いところです。
岩橋が出版にいたのは、ほんの短期間の、関西の片隅の、特殊な場所でしたから、ちっとも業界全体のことなどわかりませんが、
でもたとえば今書店に並んでいる新書なんかの点数見てると本当に不況かとも思えますが、なに、あれは点数多くともひとつひとつは僅かな部数なのですね。
断末魔?
新書は売りやすいのかな。
装丁は一緒だし、薄い割には定価高いし、安い印税でも書きたがってるライターはたくさんいそうだし。
出版社大喜びの要素が満載ですな。
ていうか、話はぼんぼん変わるけど、実際、書籍の定価って安いと思うわ。
個人的には、値段は倍出してもいいから、もっと内容を詰めてほしい。
半端で安いものなんかいらないのよ。
同じようなものばかり何冊も。
今後、本を買うという行為は、特殊な趣味になるのではないかしら。
そもそも本というものは骨董品だったわけだし。
職人による手作り装丁で一冊10万円。
欲しい人しか買わなくなるね。
貧乏人はPC見ろ。
つうかさ、話はまたぼんぼん変わるけど(以下、ぼんぼんと表記)演劇界も不況なんだし、いっそオカミは文化事業なんか全部やめたらいいんじゃないかしら。
一時的にいっさいの助成を中止する、と。
そうすれば、本当に必要なものはまた這い上がってくるよ。
本当に必要ならね。
昔の芸術家なんかはオカミに虐げられながら描いてたんだし。
まあ、そうなればオレなどの中途半端者は真っ先に消えてなくなるのだろうがね。
ぼんぼん、アニメの殿堂、どうなるのかなあ。
個人的には、作るの遅すぎ。
バブルの頃に(本当はもう80年くらいに)作っとくべきでしたな。
コンテンツがもうすっかり海外などでしゃぶり尽くされてから、やっと登板。
おせえよ。
ま、所詮クニがやることなんてこんなもの。
だから、文化に国が金出すようになったら、そのジャンルは終わりですよ。
重ねて、だから、演劇に助成金とか、実はあんまり欲しいと思わないんですがね。
まあ、それで食ってる人もいるでしょうから無茶はいわないように。
オレももらったことあるしね。
あれは助かる。
でも、あれで助かってるようじゃ、ダメなのかもね。

昼から塚口ピッコロシアターへ。