『セックス障害者たち』(バクシーシ山下/太田出版)

読了。けっこうエグいAVばかり撮り続ける監督の、自身の作品解説。岩橋が見たのは、『女犯2』ともう一本、かな。いやあ、エグかったですよ。どう見てもレイプ。見てるこっちはちっとも勃たないもん。しかし、解説読むと、この監督、かなり冷静です。まあ、そうでもないとあんなの録れないわな。雨宮まみの影響で、というわけでもないんですが、最近ちょっとアダルト関係の本を読んでます。もちろん、次回公演(タイトル『それはAVですか?』)の資料ですってば!
新年明けてより仕事が激減の岩橋ですが、そらもう惨いもんでっせ。
まあ、ある程度はわかっていたことなので、自業自得ですわな。
でもさー、
仕事の依頼って、いっつも忙しい時に重なってくるんじゃもん。
やるせなー。
で、切羽詰った時の非常手段。
古本屋に蔵書を叩き売る大作戦を決行!
まずは選定。
本棚に眠る、もう読まない本をピックアップ。
ああ、ありましたあんな本。ああ、もう読まないかもナこんな本。
ページを開くと、懐かしきあの頃が蘇る。
…昔は良かったな。
はっ!
いかんいかん。
いくら感傷にふけろうが、ここで手を抜いてはいけない。
いくら岩橋が読まなくなったとはいえ、他の人も読まない本だと、古本屋は引き取ってくれないのだ。
ギリギリ、手放しても痛くない、そして、まだ読みたいと思うような本をチョイスするのじゃオレよ!
で、なんやかんやでどっさり大きめの袋にいっぱい詰め込んで(30〜40冊くらい)、いざ京橋のピエト書房へ。
チャリで。
ここが近辺では一番引取りがいいのです。
店主がきさくなお兄さん風の人で、目も利くのです。ていうか、オレの持って行く本に甘いのです。
で、査定。
査定は一冊の百貨店。
売れました!
総額5000円くらい!
ああ、さらば岩橋の肥やしになってくれた本たちよ!
君たちの事は、ごめん、すぐ忘れちゃうわ!
で、その金で、
きっとまた古本を買うのだなオレという人間はよお。
とほほ。