まあ無いよん

origoiwahashi2007-07-11

ホントはあちこちにあるよん。
マーライオンというのは、なんしかシンガポールの守り神みたいなもんで、ライオンの頭と魚の胴体を持ってるヤツです。
マーメイド+ライオンなんですな。冗談かと思うけど、ホントにそうなので笑ってしまった。
そんなシンガポール二日目。
眠れねえまま朝。モーニングコール鳴らず、ちょっとあせるものの、ギリギリ間に合ったのでよしとしよう。良くないが。
ホテルで朝食。いわゆるコンチネンタル。まあ洋食バイキングです。気楽でいいわな。
バスに分乗し、朝から観光名所を引き回されるツアーに出発。
まあ、観光地獄ですな。
市内中心部へ。徒歩移動中に階段でこける女生徒を助けるオレは命の恩人A。それなりに感謝されたのでまあ気分はいいかな。
ちょっとした広場のマーライオン像前で記念写真撮り、しばし自由行動。しかし、あちこちうろつきまわる生徒たちの管理で先生方はおおわらわ。これが続くのか。
突然の雨(スコール?)の中、バスで移動した先はチャイナタウン。まだ朝早かったので、店はあまり開いてない。目ざとくコンビニを発見するも、生徒たちでいっぱいに。よく気がつくこと。シンガポールでは、セブンイレブンがあちこちに。店内の作りも、日本のものとあまり変わりなし。値段はちょっと高めかな。
さて、バス集合時間になっても現れぬ例の生徒二人組。あちこち探してなんとか発見。連れ帰り、バスは次の目的地・リトルインディアへ。ここではもうべったりマークして、迷子にさせない作戦に。ウザがられたけどしょうがない。召使のようにかしづくオレよ。
3ヶ所目はアラブストリート。イスラム街です。ちょっとだけ目を離したすきに、二人組が姿消す。普段は足が遅いくせに、こういうときは素早い。またしても捜索隊出動。ちょろっと鼻を利かせて向かった先で無事発見。バスへ。
この辺りから、二人組の担当が岩橋ということになんとなく決まりつつあった。とほほ。
昼食は飲茶。生徒たちはどんどん食べやすくなるので好評。ジャンクフードに慣らされた日本人の姿が浮き彫りに(社会派)。
さすがにあちこち引っ張りまわされて、生徒たちはクタクタに。移動中のバス内は静かです。
が、それ以上に教師の方がグロッキー。持つのか?
午後からは、一大リゾート施設がひしめくセントーサ島へ。もう、島一つまるごとリゾート。遊園地あり、ビーチありの歓楽施設(風俗はない。たぶん)。さすがになにをするにも金がかかり、生徒たちぶーぶー。ざまあみろ。とかいうオレも金はないけどね。
ここで、先生方は分散してそれぞれの巡回場所へ。岩橋担当はビーチ。ビーチてキミ、広いよ。
とりあえず全体を隅々まで歩いて生徒を探すものの、ほとんど出会わない。唯一出会ったのは、ハイソ気分を満喫していた女子2名のみ。まあ、そういう雰囲気な生徒ではある。
隙を見て、先端にあるかつての軍事施設へ(名前忘れた)。戦争博物館みたいになってるところで、ちょっとだけ観光。塹壕に配置されている蝋人形を見ながらしばしぼんやり。くだらない絵葉書など買うものの、誰に出すんだろう。
ふたたびビーチ歩き回り、さすがにくたびれて休憩。金がない生徒たちが何人かビーチまでやってきて、その幾人かとうだうだ雑談など。やがて集合時間。わけの分からない裏道を突っ切って集合場所へ。こういう道を見つけるのは得意だ。
バスで夕食の会場へ移動。中華風鍋。とはいえ、内容は日本の鍋物と同じ。先生らには大好評。連日の中華にやられていたオヤジたちの胃には、白菜とか煮たやつがよく効きます。〆はゾースイ。こんなところまで日本風にせんでも。たぶん、以前に来た日本人がご飯を注文してゾースイしたんだろうなあ。で、それが定番になったんだろうなあ、と、先生方で推理。当たらずとも遠からずだと思う。
生徒らの評価も上々で、やや安心。
ホテルへの帰り道すがら、コンビニへ寄ることに。ツアコン仕切りだと金がやたらかかるので(飲み物2ドルとか。コンビニだと1ドル)、生徒らのガス抜きに。
GSに付属している小さいセブンイレブンに突如押しかける40人からの日本人。ちょっと不条理な感じ。
昔、『天才たけしの元気が出るTV』で、川崎徹(CMディレクター)が、「百人隊」というのをやっていて、とにかく100人の割烹着を着たおばさんが大根片手に突如現れ、一般人を追い掛け回す、という企画だったんですが、それを彷彿とさせる異常さ。一人でやってた店員さんは恐ろしかっただろうなあ。
ホテル着。生徒たちはどれだけ日中疲れさせても夜は遊びまわる。タフである。若いって素晴らしい。使い道が知れてるのがまたいい。
で、仕方なく巡回の割り当てが増え、ホテル外で非常口を見張る係に。
と、向かいの工事現場前にたむろするお兄ちゃんたち(恐らくマレーシア辺りからの出稼ぎ労働者か)が暴れだし、とても見張りどころではなく退散することに。生徒よりオレたちの方が危ない。
夜のミーティング。その後、ホテル近所のコンビニまで巡回(察しろ)。
ホテルに帰り、先生らと深夜のミーティング。なんだか議論が白熱してきたんですが、もちろん岩橋にはついていけない話題。さすがにたまらんと1時頃に自部屋に退散。寝た。
勝因は、同室先生が帰っていなかったことですな。
※写真はなんしか有名らしいオペラハウスで、通称ドリアンホール。形状がドリアンに似ているから。シンガポールのペンフレンドたちはあの大きなドリアンの下で逢ったりしているのだろうか?