『やりにげ』(みうらじゅん/新潮社OH!文庫)

再読了。こういう頭の悪さ(褒め言葉)が欲しいなあ。
演劇部、今日は早めに終了。
帰宅。
TVでなんとなく見た島田紳助司会の番組、プロの芸(一流から宴会芸まで多彩)に観客がギャラをつけるという、営業丸出し企画。
悪くないんだが、頂けないポイントが3つ。
1・客のレベルの低さ
まあまあ分かる評価だが、解せないものも。
伝統芸能の評価が低いのはしょうがないのか?
個人的には歌舞伎の囃方がビートルズ演奏したのが一番よかったんだが、番組内ではイマイチの反応(これには理由がある。後述)
叶姉妹なんか、評価基準がラスベガス! ラスベガスのショーにかけられるかを問うてました。笑ってしまったが、彼女なりに筋は通っている。
2・編集演出がうざい
演者がちゃんと見たいのに、すぐに雛段やら司会やら叶姉妹やらにカメラを振る。
いらん。
見たかったらスタジオ来いてか。
どうやら本気でそのつもりらしく、出演者のギャラを客に負担させる旨再三アナウンスしてた。
まあ、方法としてはアリかな。
3・司会がうざい
島田紳助は非常に上手いのは分かるんだが、興味のあるなしで客への煽りに差がある。
特に、番組で売りたいのであろう、美空ひばりの物まね芸人と下駄タップには熱が入っていた。
親子二代でやってますとか、そういうウェットな展開はいらないんだがな。
純粋に芸を楽しませてくれ、というのは高望みか?
まあ、またやるというのなら(客が集まったらやるのだろうな)見てもいい。
とかなんとかやってるうちにすっかり深夜。
愚かさを噛み締めつつ就寝。
全身のだるさが抜けない。
マッサージでも行こうかなあ。