『映画は父を殺すためにある』(島田裕巳/ちくま文庫)

読了。そういえば私は、深刻な家庭内問題に直面したことがない。親は二人ともまだ元気で、関係は良好。まあ、私が逃げたんだが。だからきっと私は通過儀礼を経ていないのだ。もう40回っているのに、まだ子供なのだ私は。