『ビブリア古書堂の事件手帖7』(三上延/メディアワークス文庫)

読了。いちおう完結。この手のラノベが面白くないのは、登場人物に深みがないせいだろう。せっかく面白いキャラクタが出てきても、ついつい懲らしめたり、心情吐露させたりして、すぐに陳腐化させてしまう。


【本日の写真】旦那のガンプラを捨てる家族が話題ですが、私も奥さんに「飲みに誘われたから遅くなる」と連絡したところ、こんなメールが返ってきました。
●凄くモチベーションの高そうな人にどうしたらやる気を保てるか訊いたら、モチベーションに頼るのは堕落の始まりだから、やるべき事をこなす機械になれって言われたっけ
●テレビで、藤井君の敗因をひふみんに聞いていたんだけど、ひふみんが「藤井四段の敗因を探すよりも、佐々木五段の指し方を褒めるべき」みたいなことを言っていて、拍手したくなった。
●餌付けした野性動物と人間との関係を「友情」とか「絆」みたいに表現する方をたびたび見かけるが、実際は「キャバ嬢に好意を持たれていると勘違いしてるおっさん」みたいなもんだと思う。
●実を言えば、私は公衆のために書いたためしがない。そうではなく、全ては神とのひとつの対話なのだ。その対話では、私は神から何かの恵みをお願いするのではなく、神に語りたいのだ。 『だれでもない庭』
勝鬨橋を超えたあたりで警察の職質に引っかかって2時間ほどパラノイアのセッションをしていた。 「所持品を見せなさい」 「見せる義務はありませんね?」 「説得している」 「説得とは法律用語ではありませんね」 「お願いをしている」 「お願いは法律用語では…
●私が書く行為は冒険のようなものだ。その冒険が私をどこへ連れてゆき、終りがどうなるのか、私自身さえ知らない冒険です。だから、どの本を書いた後も私自身が違う人間になりました。 『ものがたりの余白』
●「物議」は「醸し出す」ではなく「醸す」。「醸す」でも「醸し出す」でも同じように見えるかもしれませんが、「醸し出す」は「〔ある気分などを〕なんとなく作り出す」(三省堂国語辞典)という意味。
●「火水木金土」 は惑星ですが、「日」 は恒星ですし比較にならない大きさと存在感ですので、やはり1週間で日曜日が占める割合はもっと大きくすべきではないでしょうか。 特に月曜日は衛星ですし、1時間くらいで終わらせて良いと思います。
●「女の子を監禁してオナペットに・・・」みたいな話見ると「どんなに可愛い子も毎日風呂に入れて体毛剃らせて基礎化粧品買い与えて定期的に運動をさせてあげないと数週間でブサイクになるぞ・・・」って思ってしまって話に集中出来ない