デジャブマイフレンド

どこかで見た気がするぞこの映画。
さて本番なんです。
今回の芝居は、3方向に客席を作り、舞台を囲む形で見ていただく構造のため、スタッフも役者も大変なんですが、そんなことは出演しないオレには関係ないね。
そして、予約のお客さんに召し上がっていただく料理の仕込みで、楽屋はまったく居場所なし。
こういうときに演出家はどこにいたらよいかというと、まあ大体客席か受付か劇場事務所にいるんです。でも、どこでも邪魔者扱いなんだよなあ。
さて、ぶらぶらしながらあちこち手直ししているうちにあっという間にゲネ。←本番前にやるリハーサルの演劇用語。どうやらドイツ語らしい。
ここで、昔からお付き合いのある写真家の中島氏登場、舞台を撮ってもらいました。今までは知り合い関係でむりやり回してたんですが、まあ劇団員も増えたし、そろそろプロにちゃんと撮ってもらう経験もしてもらわないとねえ。
で、べらべらとくっ喋りながらもなんとかゲネ終了。しかしここからが長いのです。
すでに受付周りは制作さん中心に客入れ準備。楽屋は本番用の料理仕込み。舞台は山のような手直し。空いた人間で客席作り。こうやってバタバタになりながら、いよいよ本番1回目です。
まあ、ちょっと料理シーンが隙だらけですが、なんとかなったのではないかなあ。
で、終了後、息つくまもなく2回目の仕込み、手直し。
あっという間に本番2回目。
まだまだ隙が見えますが、でもお客さんの前で提出したものが完成形なのですから、間に合わなかったものはこちらの責任として、謝るよりほかないのが辛いですな。
とかなんとかいいつつ、2回目も終わり。もう半分過ぎた。
で、幕も開いたことだし、いい気になって飲み会へ。トリイホールさんから割引券頂いたので早速1階のしなの亭へ。これが20人を超える大所帯になり、席から溢れながらの飲み会になりました。
ほろ酔いで解散。明日はもう最終日です。千秋楽というには日程が短すぎる。