『昆虫という世界』(日高敏隆/朝日文庫)

再読了。
朝ちょっと寝て歯医者へ行きまして、
やっと左下歯の黴菌が死んだので、歯を被せる運びに。

☆来週で 終わるぜ歯医者 ここにあり

さて、帰宅し、台本(くどいようだが、11月14日本番)を執筆しつつ、空腹を覚えるオレ。

☆ハラヘリは 心の病と 人のいう

いや、言わないか。
なんにせよ、メシを食わねばなるまいと、冷蔵庫漁るもこれという感触なし。
では、かねてより執り行う予定の追悼式を、今やろう。

☆札幌の 一番 日本の何番目?

とくればもうお分かり、先日お亡くなりの藤岡琢也氏を偲んで、サッポロ一番(塩味)を食べました。
なんか、すげえ久しぶりでしたな。
味は、まあ、いつも通りの、あの味
ちょっと薄く感じたのは、涙のせい?
別に泣きませんが。

☆塩味に 涙重ねて 庭の秋

を、ちょっと俳句っぽくなった。
藤岡琢也といえば、我々オタは『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』を外せないわけですが、 オレ、これ劇場で何回も見てるわ。
ビデオは擦り切れるほど見ました。
台詞も、けっこう喋れるぞ。えへん。

☆わての夢 食らう子豚は がしんたれ

誰か追悼で押井守にコメント取りにいったか?(←ありえない)
しかし、BD(←略しました)だけでは片手落ち。
藤岡の本当に面白い時期は、恐らく80年代のTVドラマですな。
決して上手い俳優さんではないと思うんですが(魂よ安かれ)、いると安心、そして、ちょっと心配、な感じが、いいんですね。
そんな岩橋のお勧めは、
桜田淳子主演『玉ねぎむいたら…』
藤岡はフラフラ遊び呆けている漫画家で、弟子の石立鉄男がほとんど描いてる状態に、お手伝いでやってきた淳子。二人の間にはいつしか恋が…、という他愛ないお話。
でも主題歌歌えるわ。
淳子のベストには入ってないのな(多分)。
♪玉ねぎむいてるだけなの〜 泣いてないわ〜
こうして、追悼タイムは終わっていく。
再び台本に向かうオレ。

☆今日稽古 台本完成 しませんよ

俳句は飽きたので、ここでおそまつ。
夕方、日本橋で買い物してトリイホールへ。
『駅前雑居ビル警備員物語』稽古。
うーん、まあまあかなあ。
終了、慌てて片町へ。
ヤマチュー・菊丸入籍祝いパーティに列席(というほどの堅苦しい会ではない)。
ヤマチューさんとは、関西が誇る伝説の名優・山本忠さん!(現在は家業のお好み焼き屋を経営)
と、オリゴにも多数出演の女優・菊丸嬢が、なんと電撃入籍!(聞いてましたが)
で、そのお祝いにと多くの人々が駆け付けたのでした。
ヤマチューさんの最後の所属であり、菊丸嬢も所属していた遊気舎の縁が強いということもあり(岩橋も元遊気舎)、列席者は知り合いだらけ。まあ、全員ではありませんが。
後藤ひろひと氏・川下大洋氏をはじめ、関西のベテラン&若手演劇人がどっさり。今ここに爆弾の一発でも落ちたら面白いことになると思いきや、オレも巻き込まれるんだと考え直し、そんなことはともかくその場を楽しむことに。
しかし、二人に送ったコテのオブジェに
「ヤマチュー&キクマル」と書いてあるのはどうよ?
どっちも本名じゃないじゃん。
とかいいつつ、なんとなく最後まで。
深夜解散。
徒歩帰宅(できる距離でした)。
本日の成果・
現在結婚引退中の某女優さんをエグくナンパ。オリゴ出演に向けて交渉開始しました。