『皆殺し映画通信 地獄旅』(柳下毅一郎/カンゼン)

読了。これで4冊目かな? 素晴らしい仕事だ。地方映画の闇か。


●「私は食べても太らない」と誇らしげに言う人、俺からすれば「勉強しても覚えられない」と自虐を言ってるようにしか聞こえないぞ。食べた分をしっかり身につける、なんなら食べた以上に身につけることができるのは、もはや才能だ。 #意識の高いデブ
パワーレンジャーは日本で60億で損益分岐点、70億で続編決定ラインっていう日本次第で作品の生き死にが決まる珍しい作品なんでみんな観に行ってください。
●東大図書館、電力の問題で大学当局が冷房を止めるというどこの北朝鮮の地方教育機関かよという状態なのですが、公式アカウントが「用意した水がすべてなくなりました」と通知しているのを抜き出すと戦時中っぽくて日本の衰退感がある
●こども遊園地のお化け屋敷、ビビった娘が「やさしいオバケでおねがいします…」って受付の人に言ってて、結果、 お化け「おどかしても、いいかな…?」 娘「いいよ…」 化「……わっ」 娘「ひっ」 化「どう?」 娘「だいじょうぶ…」 私「なんだこれ」
● 私が書く行為は冒険のようなものだ。その冒険が私をどこへ連れてゆき、終りがどうなるのか、私自身さえ知らない冒険です。だから、どの本を書いた後も私自身が違う人間になりました。 『ものがたりの余白』